2014-11-05 第187回国会 衆議院 外務委員会 第5号
○岸田国務大臣 御指摘の李徳全女史ですが、一九五〇年代に、当時、中国に残留していた日本人の帰国につきまして、中国側の責任者として活躍された方であったと承知をしております。
○岸田国務大臣 御指摘の李徳全女史ですが、一九五〇年代に、当時、中国に残留していた日本人の帰国につきまして、中国側の責任者として活躍された方であったと承知をしております。
李徳全女史の空港到着後の最初の発言は、自分たちの訪問が、日中両国の友好発展を促進するためで、また、日中両国お互いの理解を促進するためであると強調されました。また、廖承志副団長は、世の中は道はない、歩く人が多ければ道となるという魯迅の話を引用し、歩き続ければ日中友好の道が開拓されることになると話されたと言われています。
○岸田国務大臣 李徳全氏を初めとする訪日団が、日中国交正常化前の段階において、日本人引き揚げの促進に大きな役割を果たして、日中関係の前進に大きな貢献をされたこと、このことについては、私としましても、感謝そして敬意を申し上げなければならないと考えます。
どうもちょっと派が違うようでありまして、瀋陽の方は華国鋒派の李徳生ですか、ですから、ちょっと派が違うと感触が違うのですが、だんだん派のバランスも変わってきておりますので、経済合理主義的に、ごみという考え方じゃなくて、いわゆる資源リサイクル時代における新しい国際協力だという考え方で両方の間の専門家の話し合いをして、そして専門家司土の間で、あるいは自治体の専門家同士の間で実際の動きが起こるということが必要
たいへん収容所では親切にしていただいたそうでありますから、その中での不満はないそうでありますが、この間に紅十字の方々に中に入っていただいたりしまして、李徳全女史がおいでになったときに、この会の方々が会見を一時間ばかりいたしまして、そのときに八百九十九柱はこういうふうにしてやろう、三十八柱は軍人と民間と分けてあってこうなっているという話があって、そしてできるだけ早く帰すという話であったのですが、政治的
また盛大な慰霊の儀をやっていただきまして、それをいただいて、たいへん長い間お世話になって、またお世話もしていただいたわけでございますから、こちら側の各種団体の方々もたいへん痛切な気持ちでおいでになるわけでございますから、紅十字会の李徳全女史その他の墓参りくらいはせめてしたい、お礼を言いたい、こういう気持ちは私は当然だと思いますので、そこらのところをやってくださって、受け取らせていただいて帰ってくる。
実は私時間がないので遠慮いたしましたが、中国紅十字の李徳全女史が日本にお見えになったとき、重慶の遺骨問題で遺族の方々が集まって資料をつくった時代があるのですけれども、問題は、遺族のみなさんにすると、ちょっと究明不完全なままでいたし方がないというわけにはいかない気持ちがあると思うのですよ。
かつてわが国には、中国より李徳全女史、許廣平女史、廖承志氏、劉寧一氏、南漢宸氏などの著名の人士の来訪がありました。また、わが国からは自民党の石橋湛山氏、松村謙三氏をはじめとして各党の代表は言うまでもなく、幾多の人々が中国を訪問し、中国の人民と政府に熱烈な歓迎を受けたことは周知のとおりであります。
それからこれもあわせて申し上げておきたいと思いますが、あと先になりますけれども、昭和二十九年に李徳全女史が来日されまして、その際会談が行なわれた。その覚書の中でも、昭和二十四年以後死没した日本人の遺骨に関しできるだけ調査し送還するよう中国紅十字会は努力する、こういうように中国側はきわめて好意的にこの遺骨問題に対処する旨表明をされて参りました。
同時に、それと関連をいたしますが、昭和二十九年中国の李徳全女史が第一回来日されました際に、やはり同じ会談の覚書の中に、中国で死亡した者の遺族の代表が中国を訪問することについて、中国紅十字会はその実現方を考慮するということを示されておるわけです。
○河野(正)委員 実は今田邊副社長からもお答えがございましたように、昭和三十一年の天津協定によっても、あるいはその前、李徳全氏が昭和二十九年の十月に日赤の招待で来日されたわけです。
有田さんと周総理、李徳全会長との間の覚書の中の第二項に、そういう蒋政権のもとにおける帰還者の処理については責任を負えぬという項目が一つあるわけです。それから四項に、これは遺骨に関係しておるわけですが、遺骨がわかった場合には三団体に送還する用意があるということがございます。
こういう状況でございますので、その後も二十九年の箱根会談と申しますか、李徳全紅十字会長が日本に参られました際に、わが国の方から、満州におきまする死亡者は同一地点で非常にたくさんの方々が死亡したものであり、これらの死亡者のうち、わかる限り日本人の居留民が名簿を作って帰国の際に中国側に引き渡したと言っておる事実もあるから、これらの資料をもう一度見ていただきたいということ、並びに当時わが方がわかっております
ところがなるほど李徳全紅十字会の会長がおいでになりましたときにも、日中友好関係のために遺骨はぜひ返したいというような御発言があったことは事実でございますし、なおまた紅十字会の手で三回にわたり、また日本から中国に参りました訪中者の手によりまして、二回遺骨が送られてきたというような経緯もございます。
ところで、一九五七年十二月、中国紅十字会会長李徳全女史一行が二度目の訪日を行ないました。それは、それより前に、八回に分けて二千七百四十四名分の中国人の遺骨の送還が行なわれたことに関して、感謝の意を表するためであったのであります。李徳全女史は、その滞在中、日赤、日中友好協会及び平和連絡会の代表に対して、殉難者の完全な名簿の作成を初めて正式に依頼されました。先ほどお話があった通りであります。
中共地区につきましては、先般李徳全女史が来日いたしました際に、日赤を通じて遺骨収集の問題を持ちかけておるのでございますが、先方の御意向といたしましては、先方で集めてお届けするというふうな態度をとっておるわけであります。一昨年の暮れにも、まとまった御遺骨をいただいておるわけであります。今後もそういった方式で進められることになろう、かように考えておる次第であります。
○藤山国務大臣 従来とも中国から李徳全女史その他が来られました場合に、新聞記者の方がついて来た例はあるわけであります。今まで絶対に入れないというようにはなっておりません。御承知のように昨年五月から両国の人的交流が行われておりますが、今後再開した場合に、こうした問題はやはりレシプロカルに考えていく必要があると思います。今後そういうことが起れば、そういう意に沿って考えていきたいと思います。
この中国人労務者の死亡せられた方の遺骨の送還に関しまして、突際その遺骨を送還するに当りまして、中国側がどういうふうに言われるかは、これはむしろ外務省の関係で、私の方にはわかりませんが、いずれにしましても、中国側の方からは、このなくなられた方の遺骨を探して返してほしいという要望は、李徳全氏の来られた際その他しばしばあるのでありまして、政府といたしましては、できるだけ誠意をもって調べまして、これの解決をはかりたいと
あるいはその遺骨の収集等についても、感謝の意味を含めて李徳全さん等が昨年来られたことは御承知の通りでありますが、このなくなった人、あるいは行方不明になった人、あるいは送還された人等の名簿をいただきたいという中国側の希望がございます。これは、日本人の中国における遺骨を調査し、そうして引き取るという問題と関連をする。
この使節団が行った中で、わが党の勝間田代議士が李徳全あるいは廖承志外何氏かと一緒に会談をした席で、昨年から、今問題になっております里帰り数十名、あるいは先般釈放になりました八名、それから永久に日本に帰ってきたいという者がたしか四百名ぐらい、それをとにかく日本に帰すというときに、話の中に日本人の遺骨を二千二十六体、これは整骨ができておりますので、これも一緒にお帰ししたいという発言があったのです。
さらに、最近、李徳全中国紅十字会会長より、帰国者四百名、戦犯八名及び遺骨二千体の送還に充てるため、日本政府の大型配船を求めてきているが、政府の意向はどうか、総理その他関係閣僚の答弁を求めるものであります。 第三に、日鮮関係について政府の見通しをただしたいと考えます。 日韓全面会談はいつ開かれ、目下釜山に抑留中の日本人漁夫はいつまでに送還される見込みであるか、藤山外務大臣の答弁を求めます。
三月四日でありますか、ちょうど日中貿易協定の交渉のために参っておりましたわが党の勝間田清一君に対して、李徳全中国赤十社社長は、四百人の一般帰国者、八人の戦犯、さらにまた二千体の日本人の遺骨の送還を約束した。
私は、この間も、日本に来ました例の中共の李徳全女史と、向うへ行ったときも数回会って話をして、女史の意見を聞いたのですけれども、やっていること、総理みずからこれに対して精力を使って、この政策の実行に当っておる、こういうことであって、ただ単に、この問題を厚生省だけにまかしておくというような、そういうやり方ではないわけです。
いやしくも随意契約で来た中国人のことについても、私どもは重大な関心を持つべきですが、最も重要な関心を持つべきものは、中国が非常に強く欲している、日本にとらわれた俘虜は一体その後どうなっているのか、なくなられたとするならば、どこに埋められ、どのように処置をされているのか、中国の李徳全女史が、あるいは周恩来氏が、私どもに会うたびに、常にまず最初に聞くことはそのことなんです。
特に李徳全女史も今月末あたり見えるという情報にも接しているわけでありますが、そういうときにこれは当然問題になってくるわけです。従って私は、早急に引揚委員長の方からも当委員会の要望として政府にそういうことを御伝達を願いたい、こういうように要望するわけですが、委員長はいかがですか。
また、戦犯釈放の受け取りの問題も、九月から実は八人の釈放戦犯の同胞が天津に待っておって、いまだに迎えに日本の船が行かない、また引揚げの問題にしても、李徳全女史が来日するという問題にしても、行き詰まっておるような形になっております。これは最近の岸総理の東南アジア及びアメリカにおいての言動に対して、われわれの受けた以上に非常に強く、中国には非友好的態度だということで、激憤している趣きがあります。
なお関連しますけれども、中国の紅十字会の会長の李徳全女史に日本政府も早くおいでになることを期待するというようなことをいつか御意向を示されたのでありますが、実はこの間からの岸首相のいろいろな失言等がありまして、そして岸内閣の中国に対する態度がどうも少し冷淡である、非友好的であるというので、李徳全女史の来訪も実はおくれておったのです。